旅先で新型コロナに感染したら・・・「公費」「自己負担」どちらにあたるか事前確認を



新型コロナの一般動画

3年ぶりとなる「行動制限のない夏休み」、今年は旅行を予定している方も多いと思いますが、旅先で「発熱」や「のどの痛み」といった症状が出た場合、どのような対応をとればいいのでしょうか?新型コロナが「陽性」だった場合の入院費、「濃厚接触者」となった場合の家族の宿泊費などについて取材しました。

◆福岡空港から出発する人は
RKB堤千春「福岡空港の1階ロビーです。スーツケースや旅行バッグを手にした人たちの姿が多く見られます。感染対策は、どのようにしているのでしょうか」

北海道へ旅行する夫婦「5泊6日で行くんですけど、おいしい海鮮を食べられたらいいなと思っています」「恐いですけど、なってしまったらなってしまったで、子育でずっと家にいるのもストレスがたまるので」

沖縄へ旅行する家族「携帯消毒を持っているのと、マスクは必ずしている。行ったら密を避けるためレンタカーを借りる」(Q旅先で陽性になったら?)「どうするんやろ?帰れないですよね」

◆旅行中に感染した人は
行動制限のない夏休み。大手旅行会社の調べでは、今年約7000万人が旅行に出かけると予想されています。ただ、新型コロナの感染拡大で旅行中に発熱し、陽性が判明するケースも増えています。
今月、旅行で福岡を訪れた親子です。15歳の娘が新型コロナに感染、母親は濃厚接触者と判断されました。

娘「ホテルに帰って熱を測ったら38度くらいあって」
母「土地勘がなかったので、ホテルに近くで診療を受けられるところはあるか聞いたところ、3件くらい紹介いただいて1件が開けてくれて、そこに行った感じです」

◆「濃厚接触者」家族の費用は
PCR検査で陽性となった娘は、県が指定した宿泊療養施設に移りました。一方、濃厚接触者の母親は・・・

母「自主隔離をするよう言われて、宿泊していたホテルにそのまま滞在させてもらったが、離れて過ごすのは初めて、娘も体調が悪くて不安だった。娘の隔離費用はコロナと認定され公費だったのでお支払いすることはなかったが、自主隔離のために私のホテル代がプラスで5万5000円かかった」

◆「陽性」は原則10日間療養
旅先で新型コロナの疑いが出た場合、利用中の宿泊施設や現地の相談センターに自分で報告することになっています。陽性となった場合、その地域で原則10日間、療養となるため帰省することはできません。宿泊療養施設での費用は自治体が負担しますが、飛行機などのキャンセル代は自己負担となります。

◆「濃厚接触者」延泊代など自己負担
次に、同行者が濃厚接触者となった場合です。滞在先のホテルなどで、極力外出せずに待機期間を過ごすことになります。延泊代、飛行機のキャンセル代など、すべて自己負担です。

◆人気の沖縄は今・・・
沖縄県 玉城知事「ぜひ沖縄に来る前に十分な、それぞれの方々の個人の健康観察をしっかりしていただきたい」

ただ、地域によっては医療体制がひっ迫しているところもあります。沖縄県が28日に発表した病床使用率は85.5%、重症者用病床使用率は41.9%。新型コロナ患者の受け入れを行う28の重点医療機関のうち、19の医療機関で一般診療の制限を行っています。

沖縄県の担当者は「旅行に来る場合は、各自の感染対策はもちろん、万が一の可能性も考慮して薬や検査キットなどの準備をしてほしい」と話しています。

◆旅行キャンセルが出始める
感染の急拡大を受けて、福岡市内の旅行会社でも今月からキャンセルが出始めています。ただ、以前の感染拡大の時と比べると変化があるといいます。

アドツーリスト天神営業所 堀江雅子所長「全体の3割程度を、日々キャンセルとして処理しています。今コロナに感染していないという状況であれば、行くという決断をしている人が多いと感じている」

◆「感染した場合の費用負担」事前確認を
旅行会社の担当者は、旅先で感染した場合の延泊費やキャンセル代など、事前によく確認してから申し込みをするよう呼びかけています。

堀江雅子所長「パッケージツアーで申し込んだ場合、出発後のキャンセルが基本的に対応できないので、途中で中止せざるを得なくなると、残りの旅程は権利放棄をする形になる。滞在が延びた場合、滞在にかかる費用や帰ってくるときの航空券代、このあたりはお客様の負担になる」

行動制限のない夏休み、あらゆる場合を想定して旅行する必要がありそうです。

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